アメリカでは、近年、ライドシェアというスマートフォンのアプリを使い登録された車を配車するサービスが急激に浸透しており、その影響でタクシーが激減しています。
そのため、ライドシェアについては、事前に情報として頭に入れておきたいところです。
ライドシェアでアメリカの2大会社と言えば、UBER(ウーバー)とLyft(リフト)になります。ウーバーは、コロナ後に日本でもウーバーイーツが話題になったので、ご存知の方も多いかと思いますが、アメリカでは移動手段としてウーバーはかなり心強い味方になります。
そのウーバーですが、イベント開催の日に会場から配車する場合は、指定の場所で配車するということになります。
UBERの配車方法
(1)UBERアプリを起動する
試合を見終えて、スタジアムの外に出て、UBERのアプリを起動すると、以下のように表示されます。
どこどこの場所で配車をする
という指示で表示されます。
これは毎年(場合によってはシーズン中でも変わる)配車する場所が変わりますので、あくまでもこのように指定された場所が案内されるというイメージをお持ちください。
(2)目的の場所を入れる
ホテルを打ち込みます。
料金が表示されます。
今回はクラリオンホテル(ディズニーランド周辺のホテル)を指定しました。
UBERXというのは普通の乗用車のサイズです。8ドルから15ドルの間で料金が動きます(終了後は配車の数が多いので高い時間帯もある)
(3)車を待つ
デーゲームの終了後はまだ明るいのでなんとなくわかりやすい感じもしますが、この車はすべてウーバーやリフトで配車された車になり、この中でナンバープレートから自分の配車した車を探します。
ナイトゲーム終了後の配車された車のエリアです。
基本的には、スタジアムで配車することはお勧めしておりません。
エンゼルスタジアムの場合は、タウンプレイスの近くが飲食店が多く、スタジアムから少し歩いて、この飲食店などで少しご飯など食べて時間をずらして(終了後1時間経つとスムーズに動きます)から配車するほうが、いいかもしれません。
スタジアムの指定の場所で配車する場合、試合終了後、何十人もファンがいる中で、車も何十台もあります。
その中で1台の車と会うのはそんなに簡単ではありません。
ウーバーなどのライドシェアは、スタジアムに行く際は、どこで配車しても来てくれるので非常に便利なのですが、イベント、特に何万人も集まるようなものは、周辺が渋滞するなども含めて、それほどスムーズに配車するのは難しいことは頭に入れておいてください。
エンゼルスタジアムの場合、試合が終了したら、タウンプレイスの周辺の飲食店エリアか、後はアムトラック駅などが比較的、呼びやすい配車場所になります。
タクシー
2010年代はスタジアム周辺に多くのタクシーがおりましたが、現在は、ウーバーなどのライドシェアの台頭により試合終了後でもほとんどタクシーを見ることはありません。数台はいるのかもしれませんが、終了後に数台だと他のファンが使ってしまえば、一台もいないという状況になります。
基本的には、観戦チケットがQRコードのため、観戦には必ずスマートフォンが必要になりますので、そのスマートフォンにライドシェアのアプリを入れておく準備だけはしておきましょう。
その上で、もしタクシーに乗れるとすれば、球場から徒歩5分ぐらいのところにあるアムトラック駅は、タクシーが停車している可能性のある場所の1つです。
しかし、あくまで列車の到着時間でタクシーがいる可能性が高いため、延長戦で深夜になり、列車が来ないような時間になった場合は、タクシーはいないとお考えください。