やはりNBA選手たちが繰り広げる試合の迫力、上階から降り注ぐ大歓声の臨場感を体感できて、非常に満足度が高いのが100レベルのお座席です。当然、アリーナを360度を囲んでいますので、座席の場所、列の前後によって見え方も異なりますし、各々がNBAの試合観戦で達成したい目的によって、座席にもいろいろな選択肢があります。
事前に知っておきたい事としては、クリプトドットコムアリーナは100レベルのチケットを持っていないと100レベルの座席エリアには立ち入ることができません。試合前に選手のウォームアップをコート近くで見たい場合は、そのセクションのチケットを持っている必要があります。特にレイカーズの選手が出入りするトンネル、「セクション117(フロア席、スタンド席)」は座席の列と番号までチェックされて、ご自分の座席より前には行けない、横にも動けないなどの過去の事例が多くありましたので、試合前の選手へのコンタクトを期待する場合には予めそれを狙った座席を確保しておくことが安心です。
100レベル A列&B列(両サイドラインのフロア)

コートサイドシート(サイドライン)から通路を挟んだ後列にある2列の座席は「100レベルのA列、B列」になります。場所的には「ほぼ」コートサイドシートですので選手を目の前に見る感じで、フロア席ならではの迫力と特別感を感じることができるお席です。この座席には特にラウンジ利用権などの特典は付いていませんが、ウエイターが注文を取りに来るので「インシートサービス」は利用できます。
座席へのアクセス
100レベル:A列、B列はフロアにはありますが、「コートサイドシート専用入口」からは入場することはできません。一般入口からアリーナ内に入場して、メインコンコースの100レベルの各セクションの入口から入ります。100レベルの一番上から、コートサイドまで下りて行くイメージです。
座席の移動は厳しい
フロアまで下りれたらコートに近づいてみたい、選手トンネルが近ければ行ってみたいというのが私達ファンの心理です。ですが、この座席の場合、基本的には試合前も試合中もフロアの通路を歩くことはできず、座席を横に動いてとなりのセクションに行くなどもできませんでした。あくまで 「100レベルの座席としての括り」になります。こればかりはアリーナ側の決まりが変わるのと、係員によって対応が異なりますので絶対ではありませんが、まず「座席から動けない場合もある」という心づもりで行かれた方が良さそうです。旧ステープルズセンターからクリプトドットコムアリーナになり若干決まりも緩くなった感はありますが、それでもクリプトドットコムアリーナは座席の移動、セキュリティが最も厳しい会場の一つです。
ゴール裏セクション前方:Sec.114-117 & 105-108
ゴール裏の後方にある、フロア感を感じられる100レベルにカテゴリーされる座席になります。
座席の配列は、最前列の「A列」から「M列」の12列、折り畳み椅子席として数えると「1列」、「2列」まであります。その後ろはスタンド席になり、スタンド席の最前列は「3列」から始まりますので、フロアの最前列の「A列」から14列後方になります。
NBAファンの方ならご存知のように、逆サイドでの試合展開は若干見づらい座席の角度ですので、試合の見え方を重視するのか、選手に近づきたいという目的なのかによって、座席セクションを決めていきたいエリアになるでしょう。試合前でも座席の移動が厳しいアリーナですので、例えばレイカーズの選手とコンタクトしたい、またベンチにも近いほうが良いというのであれば「セクション117」は必須になりますし、ゴール下の攻防が見たい場合には「セクション115、116」の辺りの席などになると思います。フロアレベルにあるという臨場感を感じたいのであれば前方5、6列までのイメージです。
座席へのアクセス
このセクションはフロアから続いていますが、「コートサイドシート専用入口」からは入場することはできません。一般入口からアリーナ内に入場して、メインコンコースの100レベルの各セクションの入口から入ります。100レベルの一番上から、コートサイドまで下りて行くイメージです。
100レベルの座席:サイドライン
サイドライン
【カテゴリー】センターコート
【セクション】101, 102, 119 と110, 111, 112
100レベルの座席の中でも、「試合をしっかり観たい」という方に人気が高いのは、サイドライン沿いのエリアです。ここはコート全体を見渡しやすく、両サイドで起こるプレーもしっかり確認できます。特にセンターラインからペイントエリア付近までは、反対側の攻防も見やすいため、観戦の満足度が高い席として多くのファンに人気があります。
ベンチ側 OR 反対側
こればかりは各々の目的や観戦されたいイメージに寄ります。
ベンチ側はベンチにいる選手に近く、選手の出入り口もありますので、「選手も見たい」という意味では楽しめる選択肢があるように思われます。ですが、ベンチの反対側はテレビ中継の画像の様に見える「正面」のイメージで、センターにあるチームロゴの向きもこちらを向いていますし、ベンチに座っている選手たちの顔も見え、オフィシャル・MC席も見え、ダンサーもこちら側をメインに見て踊ります。また「セクション112」には超VIP用の「トンネル・スイート」席があるなど、球団が正式に試合を見せたいという意味ではこちら側なのかもしれません。
100レベルの座席:コーナー
コーナー
【カテゴリー】コーナー
【セクション】103, 104, 105, 108, 109, 113, 114, 117, 118
サイドラインの直線上でベースラインの外、トンネル付近の「コーナー」のセクションです。クリプトドットコムアリーナで人気が高いのは、レイカーズのベンチ裏、選手出入口のトンネルに近い「セクション117」のフロア席、またスタンド席の前方座席です。あまり前方ですと選手が近いという興奮は得られますが、逆サイドの試合展開は見づらく、いちいち首を伸ばして見る感じになりますので、「しっかり試合を観たい」という場合には中段から上も良いかもしれません。
赤く囲んだセクション(例117 & 118)のチケットカテゴリーは「コーナー」となっています。
100レベルの座席:ゴール裏
ゴール裏
【カテゴリー】Behind Basket(バスケット後方)
【セクション】106, 107, 115, 116
クリプトドットコムアリーナのゴール裏の座席は前方「A列~M列、1列~2列」のクッション付きのパイプ椅子の座席になっており、フロアーシートから続いてています。スタンド席は「3列」から始まりますが、その前方には約14列あることになり、中段から始まります。


















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