エンゼルスタジアム ゲームデーガイド

エンゼルスタジアムで観戦する際に事前に知っておきたい基本的な情報になります。
まず、注意する点はコロナパンデミック以降、アメリカのイベント会場のルールが大幅に変更されていることです。
コロナ前というのは、MLBは比較的、荷物の持ち込みには寛容でした。
例えば、NFLは既にクリアバッグ以外は持ち込み不可だったのに対して、エンゼルスはバックパックでも問題なく持ち込みができていました(2019シーズンまで)。

しかし、2020シーズンの無観客のシーズンを終え、2021シーズン以降、エンゼルスタジアムのバッグの持ち込みに関しては特に厳しくなりました。

トラブルを避けるためにもバッグの持ち込みには十分にご注意ください。

入場とセキュリティ

ゲートオープンの時間

2023シーズン現在、全ゲートのオープンが90分前になっています。

エンゼルスタジアムには6つのゲートがあります。
コロナ前までホームプレートゲート(巨大ヘルメットがあるメイン入口)が試合開始の2時間前、その他のゲートは1時間30分前が開場時間でしたが、コロナ後は、全てのゲートが1時間30分前になっています。
※近年、大谷翔平選手の「ボブルヘッドデー」などは早い時間から多くのファンが球場に押し寄せるために2時間前の開場となっています。

セキュリティーチェックについて


現在のアメリカの球場やアリーナでは、会場によってセキュリティーチェックの手順や機材が異なります。エンゼルスタジアムでは空港のようなくぐり抜けるタイプの金属探知機ではなく、上の写真の様に「板とポールの間を通り抜ける」だけでOKなタイプの機材に変わりました。

これは私達にとってはとても楽なシステムで、いちいちポケットやクリアバッグの中身のチェックを受ける必要は無く、そのまま通り抜けてセキュリティー検査は終了です。このシステムはスタッフがモニターで監視しており、もし規定外の大きさのバッグや持ち物の中に「持ち込み不可の物」が入っている場合は、止められてチェックを受けることになります。

そして、その後にチケットのスキャンを受けて入場です。
2023シーズン現在は、スタッフがスマホの様なチケットスキャン用の端末を使って順番にスキャンを受けますのでチケットは予めスマホに表示させておきましょう。

バッグの持ち込みについて

持ち込みができるバッグは、
・クリアーバッグ:32センチ×32センチ×20センチ以下
・クリアーバッグ以外:30センチ×30センチ以下
となりますのでお気をつけ下さい。

バックパック等はサイズに関わらず持ち込みできません。

2023シーズン現在、エンゼルスタジアムには持ち込みを断られた物を預けておく場所はありません。くれぐれもご注意ください。

飲み物・食べ物の持ち込みについて

未開封のペットボトル飲料の持込は可能です。
持込可能なサイズは1リットルまでの大きさです。缶、瓶などは持ち込みができません。(飲みかけのものなど、ふたが空いていると持ち込みができません)
食べ物も持ち込みはできます。ただ中身がわかるように透明な袋、または蓋の入れ物に入っている必要があります。

カメラの持ち込みについて

カメラは小型のデジカメの持ち込み可能です。
プロ仕様とみなされる望遠レンズなどの付いたカメラは持ち込みができません。
具体的には6インチ・15センチ以上のズームレンズの付いたカメラになります。

再入場について

一度、入場をすると再入場はできないスタジアムです。

スタジアムの主なスポット

チケット窓口について

2023シーズン現在、ホームプレートゲート(巨大ヘルメットがあるメイン入口)の左側、ゲート2の隣にあるチケット販売窓口で当日券を買うことができます。

チームストア

メインのチームストアは巨大なキャップが2つ並ぶホームプレートゲートの右側にあります。

ホームゲームがある日の営業時間(試合前の外からのアクセス)
試合開始6:38pmの場合:10am - 1:30pm
試合開始7:07pmの場合:10am - 2:30pm

試合のない日の営業時間は
月曜日~土曜日:10am - 5pm
休業日:日曜日、アメリカの祝日、祭日

ホームゲームの開場後は、メインチームストアの真上付近にあたる、200レベルコンコースにも大きなチームストアがあります。

ゲストリレーションセンター

観客のサポートをしてくれるのがゲストリレーションセンターです。
球場内に関するご質問や困った時など窓口はここになります。
メインのゲストリレーションセンターは、1階コンコースのセクション133付近にあります。
初めてエンゼルスタジアムを訪れた際には「エンゼルスタジアム初訪問」という記念証明書を無料で発行してくれるサービスがあり、カウンターへ行って「This is my first time(ディス・イズ・マイ・ファーストタイム)Can I have a certificate?(キャナイ・ハブア・サティフィケイト?」などと簡単に言えば書いて貰えますので、ぜひ行かれてみてください。

メインオフィスは1階コンコースのセクション133付近、またSec135, 101,240, 420などに仮設のカウンターもあり、基本的には同じサービスが受けられます。

喫煙エリア

エンゼルスタジアム内は禁煙になります。
「喫煙場所」はありませんが、1番ゲートと4番ゲートの「ゲートとスタジアムの間」にある中庭のようなスペースで喫煙している人はいます。

WiFi

無料Wifiが利用可能です。Wi-Fiに接続するには、「AngelStadiumWiFi」を見つけて接続します。入場前にもwifiが接続できるので、Ballparkアプリなど接続してチケットを表示させる場合は球場のwifiが使えます。
2023シーズン現在のWiFi環境は、試合前は使えますが、観客が増えるとほぼ信号が通らない状態になりますので、レンタルの海外用のwifiなどは借りていく方が無難です。

売店でアルコールを買う際の注意

アメリカでアルコールを買う際には、年齢を確認する為の身分証明書の提示を求められる場合が多くあります。
観戦の際にお酒を飲む予定がある場合は、必ずパスポートを持参しないと買えないことがありますのでお気を付けください。

Uber ウーバー乗り場(ライドシェア)

試合終了後のウーバーやLyft(リフト)などのライドシェアを利用する場合は、車を拾う場所が決められております。スタジアム「ゲート1」側の駐車場の「外灯ポール1B」がウーバーを始めとするライドシェア乗り場になります。ナイターの時は赤いライトになっているので分かりやすいです。

エンゼルスタジアム駐車場のトイレ

巨大ヘルメットのホームプレートゲート前から近い公衆トイレ。イベント用の簡易トイレですので移動されている場合などもあり得ますが、通常は下の写真の黄色の丸の位置にあります。いざという時の為に知っておくと良いかと思います。水色の簡易トイレを探して下さい。

 


この記事を書いた人

富所 建行

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