2021年10月現在のソーファイスタジアムへの入場情報

ロサンゼルス郡公衆衛生局の命令(2021年10月7日発効)に従い、12歳以上のお客様は、COVID-19の完全な予防接種を受けているか、イベント開始時間の72時間以内に実施されたCOVID-19検査が陰性であることを証明するものと、名前が一致する写真付きIDを持っていなければソーファイスタジアムに入場できません。12歳未満のお客様は、COVID-19検査の陰性証明書は必要ありません。

この義務化は、ロサンゼルス郡内で開催されるスポーツイベント、コンサート、シックス・フラッグス・マジック・マウンテンやユニバーサル・スタジオなどのテーマパークを含む、チケット制の10,000人以上の屋外イベントに適用されます(屋内イベントは既に適用されています)。

ソーファイスタジアムでは、2021年10月10日に行われたNFLのチャージャーズ戦から適用になりましたが、入場時、最初にワクチン証明もしくは陰性証明と身分証明書を照らし合わせるチェックがあり、その後、金属探知機を通ってチケットをスキャンするという入場のシステムになっていました。

ここで気に掛かることは、日本政府が発行しているワクチン接種証明書が入場時に認められるかどうか?ということです。
サンフランシスコ市にあるチェイスセンターは、インターナショナルゲストに対して、各国政府が発行したワクチン証明書でも入場を認めるとウェブサイトに明記されていますが、他の大都市にあるスタジアムやアリーナに殆どが、具体的に「他国発行のワクチン接種証明も可」とは明記されておらず、CDC(米国疾病予防センター)のカード(デジタルも可)、WHO予防接種カード、医療機関から正式に発行された証明書を受け入れるとしか書かれていません。

実際にクリプトドットコム・アリーナ、ホンダセンター、マディソンスクエアガーデン、バークレイセンター等にも問い合わせてみましたが、返答はそれぞれの会場の公式ウェブサイトの記載とあまり変わりませんでした。

2021年10月に日本からミネソタ州ミネアポリスやペンシルベニア州ピッツバーグで行われたスポーツイベント、コンサートへ行かれた方がおり、お話を伺ったところ、日本発行のワクチン接種証明書を提示したら、現地スタッフは一瞬戸惑いながらも入場することが出来たとの貴重なレポートも頂いております。
しかし、こればかりは、州、郡、市によってコロナ安全規制の厳重さの度合いも異なり、現地の会場、スタッフによっても対応が変わってくるのが「アメリカあるある」の一つですので、現時点では明確に「日本発行のワクチン接種証明書でもOK」とは言い切れないのが現状であると思われます。

いずれにしましても近々にアメリカへスポーツ観戦、コンサート等に行かれるご予定の場合は、スタジアム・アリーナ等の会場のコロナ安全規制ルールを随時チェックされることをお薦めいたします。

*アメリカの場合、入場の際の係員の「あたり」、「はずれ」があり、「日本政府が発行しているワクチン接種証明書」的なあまり係員として見かけないようなフォーマットのものは、係員によっては「ダメ」というケースと「問題ない」とするケースがあります。ですので、ソーファイスタジアムのように、インターナショナルゲストに対して明示がない会場は、念のため、72時間以内のPCR検査の陰性証明を持参したほうが確実です。