ペトコパークを訪れたら、必ず見ておきたい球場内のスポットをいくつかご紹介いたします。ぜひ球場内を一周してみて下さい。
サンディエゴ・パドレス ホールオブフェイム(殿堂博物館)
ペトコパークには、サンディエゴ・パドレスの歴史や偉大な選手たちを紹介する「パドレス・ホール・オブ・フェイム・ミュージアム」が併設されています。ここでは、球団創設から現在に至るまでの名場面やユニフォーム、記念品などが展示され、ファンはチームの歩みを間近で感じることができます。
また、#31デビット・ウィンフィールド、"Mr.Padre"#19トニー・グウィン、#51 ドレバー・ホフマン氏など殿堂入りを果たした名選手などの功績が紹介されており、パドレスの伝統と誇りを学べる特別なスポットです。
この殿堂博物館は、レフトフィールドの「Western Metal Supply Co.」ビルディングの真下、「Gaslamp Gate(ガスランプゲート)」にあります。
ギャラガースクエア
ペトコパークのセンターフィールド後方に位置する「ギャラガー・スクエア」は、ペトコパークの見どころとして多くのファンに親しまれている新しい“公園”エリアです。2024年の改装を経て、芝生ターフに座りながら試合を観戦できるユニークな観戦体験が楽しめるようになりました。子ども向けの遊具や芝生の丘もあり、家族連れでも安心して過ごせる空間です。さらに「Mr. Padre」トニー・グウィン氏の銅像が立つデッキは記念撮影スポットとして人気で、イベント時にはアンフィシアターとして活用され、コンサートやライブも開催されます。野球観戦だけでなく、多彩な楽しみ方ができるギャラガースクエアは、ペトコパークを訪れる際に必ず立ち寄りたい見どころのひとつです。
“Western Metal Supply Co.”ビル
ペトコパークを語るうえで欠かせない存在が、レフトフィールドにそびえる 「Western Metal Supply Co.ビルディング」 です。1909年に建てられたこのレンガ造りの歴史的建造物に認定されている建物は、本来ならボールパーク建設時に取り壊される予定でした。しかし、球団はこの歴史的なビルをそのままスタジアムのデザインに取り込み、結果的にペトコパークを象徴する存在となりました。
現在では、1階が試合のない日でも立ち寄れる パドレスのチームストア になっていて、スタジアム側に面した部分は スイートルームやプレミアムシート として改装されています。
ちなみに、ペトコパークの敷地内にはもう一つ、歴史的な建物が息づいています。かつて「Showley Brothers Candy Factory」として知られた建物は、スタジアム建設時に解体されるのではなく、なんと元の場所から丸ごと移設され、「ギャラガースクエア」の位置に保存されました。現在はBumble Bee Seafoodの本社として活用されているそうです。
パドレス殿堂選手の背番号のオブジェ
ホームプレートゲートを入った所に、パドレスの殿堂入りした選手たちの背番号のオブジェがあります。番号の横には銘板が付いており、彼らの功績が刻まれています。