基本情報
- 英語名
- Allegiant Stadium
- 所在地
- 3333 Al Davis Way, Las Vegas, NV 89118
- 公式サイト
- https://www.allegiantstadium.com/
- 収容人数
- 65,000
- グラウンド
- 天然芝(レイダース)、人工芝(UNLV)
アレジアントスタジアム(Allegiant Stadium)は、2020年にラスベガスに完成したNFLのラスベガス・レイダースの新本拠地になります。アレジアントとは、ネバタに本社を置くアレジアント・エアという格安航空会社が取得したネーミングライツになります。
総工事費は18億ドル(約2000億円)、未来的な要素を取り入れたデザインで、スタジアム全体が、レイダースカラーであるブラックとシルバーを基調として造られています。それはまるでスターウォーズにでも登場するかのような黒い要塞の様な外観です(通称:デス・スター Death Star)。スタジアム内の所々にレイダースのロゴがあり、レイダーススピリットを感じられるスタジアムです。
また、現オーナーのマーク・デイビス氏の父で、長年に渡りオーナーを務め、現在のレイダースのビジョンを創り上げ、偉大な功績を残した今は亡き ”アル・デイビス氏”の精神を継承し、敬意を表した巨大トーチ「アル・デイビス メモリアルトーチ」 (世界最大級の3Dプリントで造られた)がある特徴的なスタジアムです。この100レベルから200レベルまで突き抜けて立っている25.9メートルの高さがあるトーチは、オークランドでも行われていた様に、レイダースの試合の際のみに点火されます(炎はLED)。
このスタジアムは、日本の札幌ドームのように天然芝と人口芝のフィールドを入れ替えることが可能で、NFLのレイダースの試合の際は天然芝のフィールド、その他のUNLV(ネバダ大学ラスベガス)のホームゲームでは人工芝のフィールドで行われます。スタジアムの南側へ行くと、天然芝のフィールドが外で管理されている場所も見ることもできます。
アクセス
このスタジアムの観戦では、ルクソール、マンダレイベイなどのホテルに宿泊すると徒歩で行くことができます。
ラスベガスは、1つ1つのホテルの敷地が大きいため、例えば、宿泊されているホテルがラスベガス大通り沿いにある”Excalibur(エクスカリバー)”、”Tropicana(トロピカーナ)”、”MGM Grand (MGMグランド)、”NYNY(ニューヨーク・ニューヨーク)”、”Park MGM/Nomad(パークMGM・ノーマッド)”ホテル位までであれば、徒歩の選択でもいいのですが、ルクソール、マンダレイベイに比べるとやや歩く距離が増えます。
ただ、このエリアのホテルに関しても、下記の行き方でスタジアムへ行かれても良いかと思います。
パークMGMなどより遠いホテルである"Planet Hollywood(プラネット・ハリウッド)、"Waldorf Astoria(ウォルドルフ・アストリア)"、"Aria(アリア)”、 ”Vdara(ヴィダラ)"、”Cosmopolitan(コスモポリタン)"、 "Paris(パリス)"、, "Bellagio(ベラッジオ)"、 "Bally's(バリーズ)"を始めとする、もっと北のホテルの場合は、タクシー、ライドシェアを使うほうが楽だと思います。
行き先は、スタジアムではなくルクソールもしくはマンダレイベイのほうがスムーズです。
また帰りもスタジアムの近くでタクシーやライドシェアをつかまえるのではなく、最低でも徒歩でルクソール、マンダレイベイまで戻ってきてから配車するほうがスムーズです。
座席について
アレジアントスタジアムは、基本的には、3階層のスタジアムになります。
1階席となるのが100レベル、2階席が200レベル、3階席部分にあたるのが、300レベルと400レベルになり、300レベルは、アッパー席の前の部分にあたり1列から16列目(セクションによる)ほどの列構成になり、400レベルは、通路を挟んでアッパー席後方になり、1列目から23列目(セクションによる)という作りになります。
200レベルは、ノースエンドとサウスエンドゾーンに一般席がありますが、サイドラインは、スイート&ロッジにあたるため、基本、個人単位での一般売りはないエリアになります。
観戦ガイド
ラスベガス・レイダースの2021-2022シーズンはコロナ禍の最中に始まり、NFLのスタジアムの中で最も厳しいコロナ対策をして無事に初の有観客でのシーズンを終えました。
そんな中、レイダースファンにお披露目された新スタジアム "アレジアントスタジアム"は、レイダースの精神に満ち溢れた、とてもかっこ良く、素敵なスタジアムです。
私たちの経験を基に、アレジアントスタジアムへレイダース観戦に行かれる方の為に、試合日の流れやスタジアム内の情報を「観戦ガイド」としてまとめてみました。ご参考になればと思います。
スタジアムツアー
NFLファンにとっては、スタジアムツアーも楽しみの一つです。
スタジアムツアーというのは、イベントのない日にそのスタジアム内を回り、ロッカールーム、フィールドなども見たり、立てたりします。そのため、NFLファンであれば、もし試合には行くことが出来なくても、ラスベガスを訪れているのであれば、ぜひ行ってみたいものです。
レイダースの本拠地であるアレジアントスタジアムツアーについて、簡単ですがご説明いたします。
チームストア
ホテルガイド
ラスベガスは、カジノとあらゆるエンターテインメントが統合された都市として発展し続けています。
メインストリートのラスベガス大通り(ストリップ)には、それぞれがテーマ性を持った豪華ホテルが立ち並び、ベラージオ噴水ショー、ラスベガスサイン、シーザーズパレスのフォーラムショップスをはじめとする巨大ショッピングモール、世界最大の高さを誇る観覧車(ハイ・ローラー)などもあります。
またグランドキャニオン国立公園をはじめ、ブライスキャニオン、ザイオン、アーチーズ、デスバレーなどのグランドサークルへのツアーの起点でもあります。
ラスベガスには、NFLのラスベガス・レイダース、NHLのベガス・ゴールデンナイツが本拠を置き、アレジアントスタジアムでは、2022年はNFLプロボウル、NFLドラフトが開催され、2024年はNFLスーパーボウルLVIIIが開催されます。
またラスベガスでは、ボクシング、UFCのビッグマッチも開催されますので、スポーツファンにとっては観戦も観光も楽しめる街になります。