エンゼル・スタジアム アムトラックを使ったアクセス方法

アナハイムからロサンゼルスやサンディエゴに行く方法として、アムトラックという列車を使う方法があります。

エンゼルス観戦をロサンゼルスのダウンタウンを拠点行く場合の移動手段になったり、アナハイムを拠点にして、ロサンゼルス観光をする場合の移動手段にもなります。

アムトラックとは

アムトラックというのは基本的には長距離を移動する列車となり、市内を走る地下鉄とは異なります。
地下鉄は、改札がない駅などもあり、浮浪者も含めて誰でも乗れてしまうような乗り物になりますが、アムトラックの乗車料金は、ロサンゼルスからアナハイムの移動で約21ドル(往復で42ドル)となり、そもそもの料金設定が高めになっており、必ず車掌が切符を確認しに来ます。そのため、浮浪者などは乗れない乗り物です。

ロサンゼルスからアナハイム おおよそ40分

ロサンゼルスからサンディエゴ おおよそ3時間

この路線は、おおよそ1時間ごとに運行しています。
パシフィック・サーフライナーという路線になることが多く、サンタバーバラの北のほうが始発、サンディエゴは終点という路線です。
アメリカの列車は、時間通りの運行はほぼないことを前提にしてください。
また、大幅な遅れなどもありますので、注意が必要です。
エンゼルスの試合がナイトゲームで午後5時開門の場合、午後5時前に着くのはベストですが、30分前後は遅れることを想定しながら動くとなると、1本前は最低限という選択になります。

では、実際にアムトラックにはどのように乗るか体験してみました。

今回は、9時55分発のサンディエゴ行きに乗り、アナハイムを目指します。

まず、切符は事前にインターネットで購入しておきます。
空きがあれば、当日にスマートフォンなどでアムトラックのサイトにアクセスして購入し、QRコードをチケットとして使うこともできます。

出発駅 ユニオンステーションにて
ロサンゼルスはユニオンステーションがアムトラックの駅になります。
レッドライン、ゴールドラインでアクセスすることもできます。
ロサンゼルスからアナハイム間は、40分ぐらいですので、もし混雑して座れないような場合でも、なんとかなるような距離感ですが、基本的には、アムトラックの普通車は自由席ですので、早めに行くことが望ましいです。

アナハイム行きの列車のホームを探す

アムトラックは、出発するホームがぎりぎりまで決まりません。
30分ぐらい前に掲示板で自分の乗る列車のゲートを確認します。
切符に電車の番号が書いてあるので、その列車の番号とゲートを合わせて確認します。
上の写真だと「TRK」が列車が発車するホームの番号です。

今回は「9B」なのでユニオンステーションの中で9Bのホームを探します。

ホームに出ると列車が停まっています。
(まだ来てないときはそこで待ちましょう)

適当に好きな場所に座ります。スーツケースがある人は、早めに並び列車の中でスーツケースが置ける場所を確保するのが望ましいです。
入口のところに置けるスペースがあるのと、それほどスーツケースが重くなければ、座席の上も置けます。

自由席ですので、適当に空いている座席に座ります。
アムトラックの車両の中で数車両(1とか2)はビジネスクラスというのがありますので、そこは乗らないように注意します。
切符は、座席に座って、そのうち、車掌が回ってきます。
プリントした用紙かスマホでQRコードを表示させればスキャンしてくれます。
チェック済みという意味と行先の確認のため、紙みたいなのが座席の上に差し込まれます。

後は、到着まで列車の旅を楽しむ形です。
アナハイム駅からは球場が見えますので、寝過ごす以外では、間違うことはないと思います。


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