ロサンゼルスは、広大なエリアとなり、多くの観光スポットが広がっています。
基本的には、車があると便利な都市でした。
しかし、ロサンゼルスにおいて車は多くの地元の人の移動手段でもあります。
そのため、渋滞という問題が生じます。
アメリカと日本で違うところは、アメリカは、国内で時差がある点です。
ロサンゼルスはパシフィックタイムですが、アメリカ国内のビジネスの中心はニューヨークということもあり、ロサンゼルスにいてもニューヨークのイースタンタイムを基準に働く人もおります。
例えば、ニューヨークが午前9時の場合、ロサンゼルスは午前6時となり、ニューヨークが午後6時の場合、ロサンゼルスは午後3時になります。
そのため、朝早い時間から車も多く、昼過ぎから早くも渋滞するということを想定しておく必要があります。
そのような渋滞の街ですので、車以外での選択肢も頭に入れておく必要があります。そこで使いたいのがメトロ(地下鉄)です。
メトロの移動は、片道1.75ドル(2時間以内は乗り換え可)です。
行きたい場所が、メトロでつながっていれば、移動費はすごく節約ができるので、よく調べてみるといいかもしれません。
例えば、ビバリーヒルズのエリアにホテルを取ったら、メトロを使う機会はありません。このエリアの場合は、レンタカー、タクシー、またはUBERなどのライドシェアを使いこなすことに重点を置いてください。
LAメトロ(電車)で行ける主なスポーツ施設は下記の様になります。
・クリプトドットコムアリーナ(A ライン/E ライン)
・BMOスタジアム(E ライン)
・LAコロシアム(E ライン)
・ローズボウル(A ライン)
・ソーファイスタジアム(K ライン)
・ドジャースタジアム
**A,B,Dラインのユニオンステーションから無料シャトルバスが出ています。もしくはAラインの「チャイナタウン」駅から徒歩で約30分です。
・Toyotaスポーツセンター(Kライン)
LAメトロ(電車)で行ける主な観光地
・リトル東京(A,Eライン)
・ザ・ブロード、ディズニーコンサートホールなど(A,Eライン)
・パサデナ(Aライン)
・ハリウッド(Bライン)
・ユニバーサルスタジオハリウッド(Bライン)
・コリアンタウン(Dライン)
・サンタモニカ(Eライン)
アナハイムはメトロではいきません。
公共の交通機関をご利用の場合は、アムトラックになります。
ロサンゼルスのメトロの路線図
ロサンゼルスのスポーツ観戦で押さえておきたい路線と駅は以下になります。
A LINE(ブルー)、B LINE(レッド):ユニオンステーション
ドジャースタジアムへのシャトルバスの発着駅。アナハイムやサンディエゴ方面に行くアムトラックの駅も兼ねています。
A(ブルー)、B(レッド)、D(パープル)、E LINE(ゴールド):7thメトロセンター駅
クリプトドットコム・アリーナ(旧ステイプルズセンター)へ徒歩10~15分の最寄り駅。インターコンチネンタルホテル、シェラトンホテルなども駅のすぐにあり、ターゲットというスーパーや、スタバなどのお店があるエリアに近いです。
A LINE(ブルー)、E LINE(ゴールド):ピコ(Pico)駅
クリプトドットコムアリーナへ徒歩5分と一番近いのは「Pico(ピコ)」駅になり、この駅はJWマリオットホテル、ピーコックシアター、グラミーミュージアムなどのLA LIVEと言われるエリア、またLAコンベンションセンターにも近いです。
C LINE(グリーン)K LINE(ピンク):LAX / Metroトランジットセンター駅
2025年、K LINEが全面開通したことによってLAX空港までのメトロを使ったアクセスがとても便利になりました。2025-26シーズンからはソーファイスタジアムまでの無料シャトルバス(主にNFL試合のみ)がLAX / Metroトランジットセンターから運行されることになりました。**昨シーズンまでのC LINEのホーソーン&レノックス駅から運行されていたシャトルは無くなりました。
メトロの切符の使い方
アメリカの乗り物は、都市によりシステムが全然違います。
ロサンゼルスのメトロは、どこまで乗っても片道が1.75ドルとなります。そのため、往復するだけなら、3.50ドルなのですが、乗る度に切符を買うのは面倒なのと、一応、できるだけ財布は外に出さないということを意識したいのがアメリカです。
ロサンゼルスでメトロに乗る場合には、券売機で「TAPカード」というSUICA(スイカ)のようなカードを購入、もしくはデジタルの「TAPカード」をウォレットから購入するのが良いでしょう。
ですので、一度、買っておけば、後は、ピッピとカードをタップするだけ何も考える必要はありません。
イベント時に混雑している中で券売機で切符を買うこともないですので、「TAPカード」を買うようにしましょう。
切符の買い方
駅で券売機を見つけて切符を買います。
時間帯によっては、係員がいるので買い方をサポートしてくれる可能性が高いです。もしいなかった場合、また、事前にイメージを掴めるように、おおよその流れをご説明しておきます。
①言語を選択します。「A」のEnglishで進みます。
②「Buy a TAP card」の 「A」のボタンを押します。
③往復分の切符の買い方
往復が3.50ドルですので、片道分の1.75ドルだけ買っても、帰りの分を買う必要が出てきて、大混雑の中ではとても買うのが無理な状況も考えられます。
「F」の「Store Value」のボタンを押します。
④金額を決める
往復のみの場合は「B」の「$3.50」のボタンを押します。
⑤支払い
金額は、「TAPカード」が2ドル+「$3.50」ですので「$5.50」になります。
支払いは現金(紙幣・硬貨)、クレジットカードになります。
*紙幣は1、5、10、20ドル紙幣が使えますが、おつりは1ドル硬貨などで戻ってきますので、できれば小さな金額の紙幣を使う方が良いです。
*クレジットカードを差し込んで、「Remove Your Card / Remove Card」と表示されたら引き抜きます。
⑥券売機下の「TAP/TICKET/CHANGE」取り出し口からTAPカード、おつりを取ります。