エンゼル・スタジアム ダイヤモンドフィールドボックス

ダイヤモンドフィールドボックスは、エンゼルスタジアムの中でフィールドに最も近い座席になります。
3塁側はセクション109のスタンドのA列の前にAA列という形であり、1塁側はセクション127のスタンドのA列の前にAA列であります。
座席数は18席しかないため、近年は球団のサイトから1試合1試合では購入できず、再販チケットでしか買えない座席なので、かなり高額な座席の1つになります。

座席のポイント

エンゼルスタジアムのダイヤモンドフィールドボックスのサービスのまとめになります。

専用の入場ゲート

それほどゴージャスな感じではないですが、ダイヤモンドクラブやダイヤモンドフィールドボックスのチケットホルダーはスイートなどの顧客と同じようなプレミアムエントランスから入場できます。小さい入口のため、開門前に並んだ場合は、多少、入るのに時間がかかりますが、この入口のメリットは、ギブアウェイなどで人気のボブルヘッド人形などを配布した場合も、ほぼ確実にもらえる点です。一般ゲートは開門前から長蛇の列になりますので、そのようなときにこのプレミアムエントランスは一般ゲートほどストレスなく入場でき、開門時間に並ばなくてもギブアウェイのグッズをもらえるというのがメリットです。

ダイヤモンドフィールドボックスはセクション109、127のスタンドのA列の前にある「AA」列の1列のみになり、エンゼルスタジアムの中で唯一、フィールドに張り出している座席になります。

2010シーズンごろにできた座席になり、その頃は球団を通じて1試合1試合のシングルチケットでも販売しておりましたが、近年は、シーズンシート(または複数試合のパック販売のみ)での販売となっており、定価で1試合だけ買うのは難しい座席です。
リセールチケットのマーケットで出るものを探す形になりますが、もともと球団の販売するシーズンシート、またはパッケージでも1試合あたり400ドルぐらいする座席ですので、リセールチケットではそれ以上に高額な価格で取引されます。

Section 127 AA列 / Section 109 AA列

座席数

ダイヤモンドフィールドボックスの列番号は「AA」、座席番号は1から18になります。1塁側のホームプレートに近い座席は、座席番号が「1」、3塁側のホームプレートに近い座席は座席番号が「18」となります。

ダイヤモンドフィールドボックスは、他のエリアの座席に比べるとかなり質のいい座席になっていて、座り心地も非常に良いです。

ダイヤモンドクラブとフィールドMVP

ダイヤモンドフィールドボックスは、入口には係員がいるので、チケットを持ってないと試合前でもこのエリアには入れません。
そのため、ダイヤモンドフィールドボックスのファンにはサインをしてくれて、その後ろはもらえないということはあり得ます。

ダイヤモンドクラブレストランへのアクセス

メジャーリーグを含めたスポーツ観戦の場合、試合開始が午後7時ぐらいになりますので、どうしても食事は球場内になります。しかし一般の売店だと、軽食の選択肢が多くなり、しっかりとした食事というのは難しくなります。

ダイヤモンドフィールドボックスのチケットホルダーは、ダイヤモンドクラブのレストランへのアクセスができます。
レストラン内でブッフェ式の食事を50ドル前後で楽しめます。食べ放題になりますので、試合前にしっかり食べることができます。
飲み物に関しては、別料金になりますので、メニュー表から選ぶことができます。ワイン、ビールなどのアルコール類、ソフトドリンクがあります。

ダイヤモンドフィールドボックスについて

この座席は、選手を近くで観たい、試合前にサインのチャンスにかけたいという目的がしっかりしているときには、メリットがある座席です。
しかし、デメリットの部分もあります。
109や127はベースよりやや外野よりの座席です。
そのため、プレー自体は、見やすいというエリアではありません。
また、この座席は近年、非常に高額になっておりますので、その価格に見合うかというところもよく考えないといけません。

この座席を選ぶ場合は、試合の見やすさではなく、あくまでも選手に近い座席なので、サインなどもらえるチャンスを高めるということにしておくべきです。

サインをもらいやすいのはビジター側のほうになります。
打撃練習の合間がサインのチャンスになり、開門時間はエンゼルスの打撃練習は終わっているため、エンゼルスの選手からサインをもらうのはホームではかなり難しいです。

フェンスが少し高いので、座席にゆったり座っていると少し見づらく感じかもしれません。ベースより外野側の座席になるため、打者、投手は見やすくはありません。

1塁側だと座席番号1、3塁側だと座席番号18は、ダグアウトが見えます。

ダイヤモンドフィールドボックスの入場について

ダイヤモンドフィールドボックスはスイートの入口から入場することができますので、一般ゲートに並ぶ必要はありません。場所は、大きなヘルメットが2つ並んでいる右側のところになります。
プレミアムエントランスという名ですが、入口自体は小さいので、開門時間は少し混雑する可能性があります。
ギブアウェイの配布物のある日は、チケットをスキャンした後、このゲートでもらい座席に行く流れです。
入口だけ分かれていて、後は、レッドカーペットのようなところを歩いて行くと球場内のコンコースに出るので、それほど特別感はありません。

レストランアクセス

ダイヤモンドフィールドボックス自体は、109か127の前になりますが、バックネット裏のダイヤモンドクラブのレストランへアクセスすることができます。

ダイヤモンドクラブのレストランは、球場内に入場して、コンコースを歩いているとレストランの入口があります。
ここで、再度、チケットをスキャンして、スタンプをしてもらいダイヤモンドクラブのエリアに入場します。
ダイヤモンドクラブ、またはダイヤモンドフィールドボックスのチケットホルダーはこのスタンプを見せれば、いちいちチケットを見せる必要がないのは楽です。

入ると、受付がありますので、そのまま食事をする、という場合は、この受付で食事をする旨をお伝えください。
開幕戦や週末の試合は、レストランが早い時間に満員になることもありますので、食事をされる方は早めがいいかもしれません。

まずは座席に行ってみる、という場合は、レストランを抜けて座席へ行ってみることもできます。開門時間に入場すれば、ちょうどビジターチームが打撃練習をしているので打撃練習を観ることができます。

ダイヤモンドクラブのレストランでの食事は、ゲートオープンから3回ぐらいまでの営業になりますので、少し閉まるのが早いです。ですので、必ずレストランに行きたいと思ったら、早く行くほうがいいと思います。

エンゼルスタジアムのダイヤモンドクラブのレストランでは、ブッフェのみの提供になり、後は、飲み物が別料金ですのでオーダーする形です。
基本的には、水は無料で出てきますので、アルコールなど飲む方はメニューから選びますが、食事をメニューからは選ばないので、そんなに使い方は難しくありません。受付で人数を伝えます。すると、リストバンドをしてれます。このリストバンドがレストランを使っている人になります。

席に案内されます。
メニューは飲み物ですので、特に飲み物を頼まない場合は、ブッフェですので、食事を取りに行きましょう。
食事を食べ終えたら、清算します。一度、お支払いをするとブッフェは食べられませんが、デザートは、試合中でも食べることができますので、気軽に使ってみましょう。

ポイント

ダイヤモンドフィールドボックスの場合、レストランまでは距離がありますし、サインを狙う場合は、座席から離れることはできないので、基本的にはなかなか使える機会はないと思います。
ですので、数試合の観戦をイメージして1試合ダイヤモンドフィールドボックスの試合を組み込んでも、レストラン体験ができない可能性がありますので、もしレストランで食事もしてみたいようなら、もう1試合はダイヤモンドクラブで観戦し、観戦とレストランをお楽しみください。


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